セットアップは超カンタン!

「eBoostr4」のセットアップは非常にカンタン。インストールウィザードに従って作業するだけなので、ものの数分で作業は終了する。設定方法も非常に簡単なので、パソコン初心者でも安心して試せるのはもちろん、パソコンスキルを持ち合わせた玄人の方にも満足できるよう、自分好みにカスタマイズしてセットアップすることが可能となっている。これも同ソフトのメリットだ。難しい設定は必要無く、そのまま"高速化"というメリットを享受できる。

インストールを開始するとセットアップウィザードが起動するのでそれに従おう

インストール先を作成するなど、他のソフトと同様に進めればオーケーだ

セットアップが完了したら「eBoostr4」を再起動。続いて設定を行っていく

インストール先を作成するなど、他のソフトと同様に進めればオーケーだ

筆者のパソコン環境(32bit版Windows 7、メインメモリ2GB)ではシステムメモリに割り当てることはできなかったので、余っているUSB2.0メモリドライブを使用した

使用するデバイスを決定したら[今すぐキャッシュを構成する]にチェックを入れ[完了]を押下しよう。USBメモリドライブ紛失という万一に備えキャッシュファイルを暗号化することも可能だ

設定が完了した時点での速度比(倍率)は約1.6。まずまずの数値といえるのではなかろうか

「eBoostr4」の恩恵を最大限引き出すために、[eBoostr:コントロールパネル]から[オプション]を選択し[優先アプリケーション]を設定しよう。設定といっても何も難しいことはない。普段よく使用するアプリケーションを[検索されたアプリケーション]から[高速化するアプリケーション]へドラッグ&ドロップするだけでオーケーだ。

筆者はMicrosoft Office製品での作業が多いため、WordやExcel、PowerPointや普段から頻繁に使用するブラウザなどを[高速化するアプリケーション]に追加してみた

そこで再度コントロールパネルを起動し、[ヘルプ]内にある[スピード測定]を行ってみた

するとどうだろう! なんと、最適化の結果速度比(倍率)は約2.2へとアップしたぞ

普段パソコンを使用するなかで頻繁に使用するアプリケーションが高速化したら、どうだろうか?高速化させることによって各々のアプリケーションで数秒からものによっては数十秒もの起動時間を短縮することが可能となり、普段意識していなかった"無駄に消費していた時間"を紡ぎ出すことができるのだ。ことわざにもあるように「塵も積もれば山となる」ではないが、「eBoostr4」で紡ぎ出した時間を有効に活用してこそ、このソフトの真価が発揮されると言っても過言ではないだろう。

キャッシュヒット率(全体)の数値が高ければ高いほど、「eBoostr4」の効果が発揮される。チューニングを見直していく、高速化するアプリケーションを的確に設定していくことによって、更なる快適性を得ることが可能になるのだ