MacBook Proシリーズの代名詞ともいえるシンプルで美しいボディデザイン。この筐体は1枚のアルミニウムから削り出されており、13インチから17インチまですべてのMacBook Proで採用。このデザインは「ユニボディ」と名付けられ、アップルがこだわっている部分でもある。
たとえば液晶パネルを開閉する際に指をかける部分は、深すぎず浅すぎずといった絶妙なバランスの溝が掘られている。このおかけで本体が浮き上がることなく指一本で開閉できる。底面に関しても凹凸がなく、非常にフラットな形状をしており、Windowsノートにありがちな、シリアル番号のシールの貼り付けやバッテリ取り外し用のノッチなど、デザインを汚すようなものは一切ない。
さらに、トラックパッド部分には左右クリックを行なうためのボタンはなく、トラックパッド自体がボタンの機能も兼ねている。クリックするとトラックパッド自体が少し沈み込み、ボタンとしての役割を果たす(システム環境設定でタップでクリックに変更することも可能)。この辺りのデザインのこだわりは、ハードとOSの両方を手がけているアップルだからこそできる仕様でもあり、Windowsノートにはなかなか実現しづらい部分でもある。
全体のデザインについては、旧モデルから変更されたわけではないので、細かい内容については以下の写真で説明する。ちなみに本体の重量は約2.99kgとなっており、重いと感じるかもしれないが、同液晶サイズノートの中では軽い方だ。