映像入力はPC用のインタフェースとしてDVI-D端子を1基用意している。また、PS3やXbox360などのHD解像度対応のゲーム機などとの接続に利用できるHDMI入力を1基採用。本製品より前に発売されている同ブランドのフルHDモニター「OptX AW2210」が、HDMI入力端子を2基の備えていることに比べ端子数が減っているところに、AV機器やゲーム機などをつなげて楽しむというよりも、PCゲーム向けにより比重を置いているという当モデルのコンセプトが色濃く出ている印象だ。
そのほかのインタフェースとしては、USB端子を4基採用。先の2種類の映像入力とあわせ、これらのインタフェースはディスプレイ背面に並んでいるのだが、その配置レイアウトは若干不便に感じる。PCとつなぎっぱなしのDVI-D端子、キーボードやNVIDIA 3D Visionキットに付属する赤外線エミッタなどで、すぐ埋まりそうなUSB端子はとにかく、HDMI入力端子は搭載数が1端子のみで抜き差しする機会が増えると予測できるだけに、側面に配置するなどの配慮がほしかった。
OSDメニューはフレーム右側下部にある5カ所のタッチセンサー式のボタンを押して操作する。電源ボタンの真上にあるセンサー部に触れるとその真横の画面にOSDメニューが表示され、その後は各センサーボタンでメニュー内の項目を移動させて設定していく。
なお設定できるのは輝度や色合いといったいたって基本的な項目に限定されている。しかし、それだけに操作はとてもシンプルで、初めて使うユーザーでも、迷わずに各種設定を利用できそうだ。