ゲーマーの使い勝手を考えたキーボード&タッチパッド
PC全体のつくりは、いかにもゲーム好きの心をくすぐる感じで、可動中はトップカバーのマークが薄く光る。また、電源ケーブル接続中はトップカバー左右にもラインが光る。さらに、アイソレーションキーボードの下からも光がさすため、薄暗い部屋でもタイピングがしやすいのが特徴だ。
右側面にはオーディオ端子類、USB 2.0ポート×2、Blu-rayドライブを配置 |
左側面には外部ディスプレイポート、IEEE 1394ポート×1、eSATAポート×1、HDMIポート×1、USB 2.0ポート×2を配置 |
また、タッチパッドには掌がうっかり乗っても誤動作しない「パームチェック」機能を備えている。大型の機種であるため通常使用時にはそれほど気にならないだろうが、ゲーム時にはこういう機能がありがたい。小さいことではあるが好感の持てる部分だ。
一方で、ゲームをする分には問題ないのだが、映像鑑賞には少々使いづらいのが3D再生を行う「NVIDIA 3D VISION」だ。3D映像はフルスクリーンにした場合にのみ表示され、その間は操作パネルが表示されない。キーボードのカーソルキーは、左右または上下の映像ブレ幅の操作に割り当てられている。つまり、映像の早送りなどを行うためには3D視聴を止めてウィンドウ化した上でなければ操作できないのだ。しかしそれに慣れてさえしまえば、2D映像の3D変換なども非常にシンプルで、再生しながら左右のカーソルキーを押せば自由に立体化を楽しむことができる。
深度の調整は赤外線エミッタのダイヤルでも可能で、画面から離れて視聴したい場合にも便利だ。メガネの充電はUSBで行うことになるが、ケーブルを接続したままだと頬に沿うようにケーブルが落ちることになり、少々邪魔になる。ぜひ事前に充電しておいてから使うようにしたい。