2週連続で"まな板"、今週は"岡持型"?

先週の本レポートでは、"クモ型"のテストベンチ台(いわゆる"まな板")を紹介したが、今週は同じくLian Liより、"岡持型"と言えるような製品が2種類登場している。こちらも組み立て式で、カラーはブラック。価格はMini-ITX用の「T7」が11,000円前後、ATX用の「T60」が14,000円前後となっている。

Mini-ITX用の「T7」(右)とATX用の「T60」(左)。コンパクトなので持ち帰りも簡単

上段にマザーボードが置かれ、下部のスペースにそれ以外のPCパーツが格納される仕組みは両モデルで共通。これらの製品で特徴と言えるのは、最上部に持ち運べるような取っ手が用意されていることだ。実際に出前のように持ち運ぶかどうかはともかく、ちょっとした移動などには便利そうだ。

「T7」の利用イメージ。通常サイズのATX電源や5インチドライブが利用できる

こちらは「T60」。5インチベイが2つ、3.5インチベイが3つ用意されている

LGA1156で利用できる薄型クーラー

Thermaltakeの「SlimX3」は、わずか3.6cmというロープロファイルを実現したLGA1156/775向けCPUクーラー。LGA1156に対応した薄型クーラーはまだほとんど出回っておらず、省スペースPCなどで利用したい向きにはいいだろう。ファンの回転数は1,200~2,400rpm、ノイズレベルは20~26.9dBA。価格は3,000円前後だ。

Thermaltakeの「SlimX3」。高さがファン込みで3.6cmと非常に薄い

ヒートパイプは2本搭載。8cm径の冷却ファンを使用している

SATA 3.0の電源一体型ケーブル

親和産業より、6GbpsのSATA 3.0に対応した電源一体型ケーブルが発売。SATAの信号/電源コネクタが一体化しており、取り回しが容易になるほか、4ピン電源が利用できるようになるというメリットもある。コネクタのタイプ(ストレート/L字)、信号ケーブルの長さ(40/60cm)の組み合わせで計4種類があり、CUSTOMでの価格は960円~990円。

ストレートタイプ。電源は4ピンに変換されている

そしてこちらがL字タイプ。コネクタ以外は同じだ