モニターになって初めて思いました。そういえば職場にも、G-SHOCKが好きな方がおり、熱く熱く良さについて語られていました。内容はおぼえていませんが、多機能・丈夫・道具という印象が残っています。
実際使う物として手に持ってみて、軽くはないが、見た感じより軽く、つけてみると違和感がない。筐体が大きいので、装着している際、何となく気に掛かるかなとも思いましたが、そんなこともない。気に掛かるとしたら、4年ほど前なら気に掛からなかったであろう文字表示の大きさです。
老眼が入ってきているので、小さくて見えない文字があります。しかし其れは、表示位置においてルールが決められているため、判読できなくても感覚的に分かる物なので、困ることはないです。でも、しっくり来ない部分ではあります。
今回、モニター応募するに当たり、錆びにくい物というのもかなり魅力的ではありましたが、普段時計としてだけでなく、仕事に於いて気に掛かっていたことを容易にクリアできるデバイスとして、最適ととらえ、温度・標高等を測定できるRISEMANに応募しました。
仕事が福祉の現場ということで、傍から見れば温度とか関係あるの? と思われるかもしれませんが、気温は感覚でも補えられますが、目安として蓄積したいと考えると必要とかんがえています。では、どんな場所で使っているかの紹介します。
僕の職場はここにある。
職場は標高470m。自宅(標高20m)とここでは、季節によるが、温度差は数度。冬になると職場付近では年に数回ではあるが、雪が積もっていたりもする。この程度の高低差でも、時に耳がキーンとすることもある。
共にここで年齢を重ねてきた。勤めて、24年になる。勤務先は、入所型の施設で、生活を共にする人も随分と年老いた。若い方で20歳後半 最高齢は80歳を超え平均年齢は男女ともに50歳にさしかかろうとしている。
僕も50になろうとしている。足があがりにくい、疲れがとれない、節々が痛む、内臓も健康とは言い難い。明らかに、若い頃とは違い、調整が必要になってきている。青年、壮年、老人の過程を、ここで営まれてきた方が殆どです。
勤め始めた頃より、照度、湿度、温度等は、体調管理に於いて大切であるといわれてきましがが…、近頃は、自分の老いと共に、ひしひしと実感する。
ここにいる方は、上手く言葉で自分のことを表現することができない方が多く、又、此までの経験を踏まえて考えることが苦手でもあるために、体調の不備は、精神の状態まで悪化させる。体力がないと、悪循環を断ち切るのに時間がかかり、不安を体にも心にも長くいさせなければならない状態が続くことになる。
まずは、健康であることが、必須となる。高齢となると、ある程度、此方の配慮が功を奏することがある。しかし高齢になりかけの方は、此までできたことができなくなる事を受け止めることができず、無理をしやすく、此方の話も受け止めにくく、一層の配慮が必要になる。言葉で納得しにくい分環境設定を上手く持っていかないと、本人にとっては、ストレスばかりの生活になってしまう。
認められる時期が来るまで、受け止められる時期が来るまで、10年から20年はその面での配慮に重点を置かなければならない。表面からの支援と、上手く裏方として生活をコーディネートしていくのが仕事です。
使い勝手について
触ってみて、操作が簡単なのにビックリ。組み合わせでは、幾分複雑にはなりますが、メインのボタンが決められていて、其処が入り口となるため、組み合わせての測定を求めなければ、何とも簡単です。その簡単さで、自分の目的が達成できるのにビックリしました。
特に温度に関しては、体温調整が苦手な方がいるため、常々簡単に知ることができたらと思い、コンパクトな温度計を試してもみましたが、即座に、動作の工程を増やすことなくという面でクリアすることができず、結局使わなくなっていました。
其れが、何とも簡単にできるのです。常々、腕にしている物ですから、ポケットから取り出したり、ストラップを引っ張ったりして、出してくるなどの余分な行程がないぶん、ただ、ボタンを押せば良いという安楽さです。データ自体は正確であるにこしたことはありませんが、幾分の誤差は許容範囲です。そう考えると、ベストな物であり、毎日、時間と場所によって測定しています。
使い始めて日が浅いのですが、この容易さは、測る側にとっても負担にはならず、気軽にできる。日常的に身につけている物でできるというのが素晴らしい。
出来うるならば、機能操作を簡単に分かるように、A3程度の用紙にまとめてもらえていたら嬉しい。すべての機能ではなく、主立った操作で構わないので、その方が有り難いです。取扱説明書は、その補足的な物がいいです。
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