ここからはDirectX 10タイトルのテストだ。現行の人気ゲームが、どの程度のパフォーマンスで遊べるのかを確認してみたい。
World in Conflict
まずはWorld in Conflictから。設定としては、GRAPHIC DETAILの項目を最もリッチな「Very High」に変更している。スコアの方は、GTX 480があらゆる解像度で、GTX 285はおろかGTX 2952をも軽く凌駕した。本来は競合しないであろうHD 5970にも迫りかねないほどのfpsをたたき出している。
Tom Clancy's H.A.W.X.
今度はWorld in Conflictだ。設定はVideo Settingsの項目をすべて「High」にし、8xAAをあてているが、WUXGA以上でようやく差が出る程度。Radeon系は苦手のようだが、それでもスコアは総じて高水準ではある。エフェクトも結構リアルで最新3Dフライトシューティング感ばっちりのタイトルなのだが、この面子にとっては、どうにも"軽すぎる"部類に入るのかもしれない。
The Last Remnant Benchmark
続いて国産タイトルから、The Last Remnantを試した。これについては設定はデフォルトのままである。とりあえず、ここでもGTX 480はGTX 285のスコアをしっかり上回り、さらにGTX 295も脅かしている。
BIOHAZARD5 Benchmark
ゲームテストの最後はBIOHAZARD5だ。デフォルト設定のままで計測し、テストAのArea 1~4の平均スコアをグラフにまとめた。傾向は変わらず、GTX 480がGTX 295の立場を危うくするような高い性能を発揮している。