続いては実際のゲームタイトルでのベンチマークテストだ。まずはDirectX 11のタイトルから試してみたい。なおこのパートでは、当然だがDirectX 11をサポートしないGeForce GTX 285/295については除外している。
S.T.A.L.K.E.R.：Call of Pripyat Benchmark
上の各グラフはS.T.A.L.K.E.R.のテスト結果をまとめたものだ。総合的にはGTX 480とHD 5870は互角といったところだろうか。なお、設定はPresetの項目を「Ultra」に設定して、結構な高負荷状態で計測している。すべてのGPUでWUXGA程度(?)だと平気で60fps以上を出してしまうという、恐ろしい結果である。
Unigine Heaven Benchmark v1.0
続いてのDirectX 11タイトルはUnigine Heavenである。設定は、Shaderの項目のみ「High」としている。ハードウェアテッセレーションの効果が特徴のタイトルだけに、テッセレータの性能を強くアピールしているGF100とは相性が良いのか、スコアではGTX 480がHD 5870に対して大きなアドバンテージを獲得している。
