広いタッチパッドと豊富な電源管理機能

タッチパッドは従来機種と比較して20%拡大されているという、大型のものだ。さわり心地も良く、狭さやひっかかりを感じることはない。クリックボタンの押し込みも適当だ。しかしタッチパッドを大型化すると、キー入力時に親指や掌が触れて思いがけない動作をしがちなのも確かだ。この解決策として「Wind U135」にはタッチパッドを簡単に無効化できる機能がある。

背面にはインターフェース類がない

閉じた状態でも手前側右にインジケーターが露出する

右側面にはUSB2.0×1、カードリーダ、マイク端子、イヤフォン端子、外部ディスプレイポート、LAN端子を配置

左側面には電源コネクタ、USB2.0×2を配置

ファンクションキーと組み合わせて音量や輝度の操作を可能にしている機種は多いが、「Wind U135」ではタッチパッドや無線LAN機能の無効かもここで行われる。ファンクションキーに加えてF3を押せばタッチパッドが無効になり、F11を押せば無線LANが無効になるという仕組みだ。実際、文字入力開始時にタッチパッドを無効化すると非常に快適かつ安心して入力作業が行える。

また、同じようにファンクションキーとあわせてF10を押すと利用できるのが、独自の省電力機能「ECOエンジン」だ。最大輝度の次がゲーム、ムービー、プレゼンテーション、オフィス、ターボバッテリーモードとボタンを押すごとに切り替わる。利用シーンに合わせた省エネ設定を選択するのが容易であることに加えて、表示されるアイコンが非常にわかりやすいのも良い。

利用シーンに合わせた省エネ設定が選択できる「ECOエンジン」

タッチパッドを無効化した場合にはアイコンが表示される