――市場シェア1位のNokiaとの差が詰まってきました。背中が見えてきたところですが、トップを狙うにあたっての戦略は?
具体的にシェア1位を目指す、Nokiaを超える、ということではなく、われわれが本当に優れた製品を作り、ユーザーから評価されれば、結果としていい結果が出ると思っています。
――Samsungのブランド戦略が成功していますが
成功しているといわれると光栄です。フランスなど一部の欧州国で市場シェア1位となりました。米国でも26~27%でトップです。
――最後に日本市場での今後の計画についてお聞かせください
ソフトバンクとの関係は3年目に入り、日本のユーザーに受け入れられたと感じています。2月末には、NTTドコモからタッチとQWERTYキーの操作に対応したWindows Mobile 6.5搭載端末「SC-01B」が登場します。
今後も機種数を増やしていきたいと思っていますが、日本市場ではまず、キャリアと話をしてラインナップに入れてもらう必要があります。日本市場は顧客のレベルが非常に高く、細かい作業が必要になります。グローバルでヒットしたモデルをそのまま展開することができないのですが、われわれとしては、世界で人気のSamsung端末を日本でももっと展開したいと願っています。