P55のハイエンドモデルが満を持して登場

ASUSのP55チップセット搭載モデルでハイエンドとなる「Maximus III Extreme」が新登場。既発売の「Maximus III Formula」のさらに上位となるモデルで、価格は42,000円前後と高価だが、それに相応しい豪華モデルとなっている。

P55シリーズのハイエンドモデル「Maximus III Formula」

バックパネルのインタフェース。USB 3.0ポートも備えた

オーバークロック用に最適化された「Extreme Engine Digi+」電源回路を搭載。また液体窒素の使用時、温度が低すぎるためにCPUが起動できなくなることを避けるために、「LN2モード」のスイッチを設けた。

ノートPCを使って外部からOC設定ができる「ROG Connect」機能を従来通り搭載したほか、新モデルでは新たに、Bluetooth基板も付属。この「RC Bluetooth」機能を使って、スマートフォンなどからも同様のOC設定を行うことが可能になっている。

縦になったUSBポートが「ROG Connect」用となる

付属の「RC Bluetooth」。マザーボードに挿して利用する

拡張スロットは、PCI Express x16が5つとPCIが1つ。PCI Expressの帯域は、nForce 200とPEX 8608の搭載によって拡張されており、16/1/1/1/1レーン、8/16/1/16/1レーン、8/8/8/8/8レーンなどのパターンから自動で選択される。そのほか、SATA 3.0とUSB 3.0の最新規格にも対応しており、それぞれ2ポートを用意した。

あのLionクーラーが安くなって再登場

ASUSのCPUクーラー「Lion Square」が、LGA1156対応になって再登場。注目は、3,500円前後というその価格。2年ほど前に発売となった当時は8,000円オーバーの値段が付けられていただけに、お買い得感がある。

再登場した「Lion Square」

ファンはクーラー内部に格納している