AMD系Mini-ITXもDDR3メモリ環境へ

Socket AM3では初となるMini-ITXマザーボードがSAPPHIREから登場。「IPC-AM3DD785G」という製品で、チップセットはAMD 785G+SB710。価格は16,000円前後だ。

SAPPHIREのMini-ITXマザーボード「IPC-AM3DD785G」

バックパネルI/Oはシンプルだが、USBは6ポート備える

メモリスロットはDDR3-1333が2つ、拡張スロットはPCI Express x16が1つ。SATAポートは4つ、USBポートは6つあり、使いやすそうだ。グラフィックス出力は、VGAとHDMIの2つで、DVIコネクタはないので注意。

GIGABYTEからも新型Atomのマザーボード

新型Atomを搭載するMini-ITXマザーボードがGIGABYTEからも登場。IntelやASUSのモデルと違い、この「GA-D510UD」には冷却用のファンが取り付けられているが、その分、基板上のヒートシンクはすっきりしたサイズになっている。価格は10,000円前後。

GIGABYTEのAtom搭載Mini-ITXマザーボード「GA-D510UD」

バックパネルのインタフェース。グラフィックスはVGA出力のみ

CPUはデュアルコアの「Atom D510」(1.66GHz)。拡張スロットやメモリスロットの構成なども既存モデルと同様だが、この製品のSATAポートはチップセットの2ポートに加え、別チップでさらに2ポートを追加、拡張性を高めた。