――ステージで子どもたちと触れ合った感想はいかがですか?

水樹「ものすごく感動しましたね。戦闘シーンで、『頑張れー』っていう声援を聞いて、ちょっと泣きそうになりました。子どもたちのまっすぐな声に心が洗われて、これはしっかりやらなきゃって気合が入りました」

水沢「子どもたちが本当に一所懸命に応援してくれるのがすごく伝わってきたので、この気持ちに応えていかなきゃなって思いました」

――ご自分が演じるキャラクターのビジュアルを初めて見たときの感想はいかがでしたか?

水樹「めちゃくちゃかわいいと思いました。変身する前は大人しくて、おしとやかな雰囲気で、ツインテールなところがまたかわいくて(笑)。でも変身するとちょっと活発なタイプのブロッサムになるんですけど、衣装もすごくかわいくて、私も着てみたいなって思いました」

水沢「(えりかは)ものすごく賑やかな子なんですけど、初めてみたときはそこまでの印象はなかったので、台本を貰ったときにここまで弾けた子なんだってビックリしました。変身すると髪が伸びてカールして、むしろ女の子らしくなるんですけど、それとは真逆な戦いぶりがカッコいいです」

――オープニング曲とエンディング曲を聴いた感想はいかがですか?

水樹「思わず私も踊りたくなって、コールを入れたくなるような曲なので、早く覚えて私も歌いたいなって思いました」

水沢「オープニングもエンディングもダンスが付いていて、子どもたちが一緒になって踊れるような楽しい曲だったので、私も早く覚えなきゃって思いました」

二人が演じるキュアブロッサムとキュアマリンが歌うキャラクターソングの制作も決定しており、キャブロッサムの歌は第4話から、キュアマリンの歌は第8話から、番組内でも挿入歌として使用されるので、こちらも注目しておきたい。

――『ハートキャッチプリキュア!』ということで、お二人がハートキャッチされているものは何かありますか?

水樹「カレーにずっとはまっていて、8年くらい通っている行きつけのカレー屋さんがあるんですけど、そこでオリジナルの『奈々スペシャル』というメニューを作っていただくほど、カレーが大好きなんですよ。先日誕生日だったのですが、その誕生日会も、スタッフさんがそれぞれ手作りでカレーを作ってくださって、それを食べるというカレーパーティーでした。もうそれぐらいカレーにずっとハートキャッチされ続けています(笑)」

水沢「私はここ一年ぐらい自転車にはまっています。今、自転車を2台ばかり所有しているのですが、都内のスタジオはお台場でもどこでも全部自転車で移動しています」

――今回の作品を通して子どもたちにどんなことを伝えたいですか?

水樹「最初、つぼみちゃんがは転校してきて、自分を変えたいというところからスタートするのですが、やはり誰でも悩みやコンプレックスといったものが何か一つはあると思うんですよ。なので、この作品を通して、そういったものに前向きにぶつかり、それを乗り越えていけるんだっていう勇気を与えられるような、そんな作品にできたらいいなと思っています」

水沢「作品を通して、出てくる子どもたちはみんな何かしらのコンプレックスを持っているんですよ。それを、えりかとつぼみちゃんだったら、二人が友情を築きあげていく中で、何か自信を持てるものを見つけて、克服していくというところが、子どもたちの心に伝わればいいなと思います」

――子どもたちと一緒に観る親や家族の方にはどういったところを観てほしいですか?

水樹「本当にお子さんだけじゃなく、家族みんなで楽しんでいただけるストーリーになっていると思います。やはり悩みに向き合うとき、仲間だったり親友だったり、お母さんだったり、つぼみもお婆ちゃんが大好きで、悩みを相談したりするんですけど、全部自分ひとりで抱え込まないで、みんなと対話をしながら、いろいろなものに前向きに向き合っていこうよっていうことが伝わればいいなと思っているので、この作品を通して、家族の絆が強まるといいですね」

水沢「作品自体が観ていて単純にすごく面白いんですよ。ギャグのパートもさらに増えていますし、ストーリーとして心の成長もしっかり描かれているのですが、それ以外の学校の日常生活だったりするところも、親子で会話をしながら観ていただけたらいいなと思います」


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