iPadは、Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルが用意される。米国ではAT&TがWi-Fi+3Gモデルに通信サービスを提供する。サービス料金は250MB/月が14.99ドル、無制限プランが29.99ドル。どちらも長期契約の必要はなく、ユーザーが自由にサービスをアクティベート/キャンセルできる。このAT&Tのプランは米国における既存のデータサービス・プランに比べると、非常に手頃な価格で柔軟なサービスと言える。

米国以外の国々は6月から7月にかけて3G契約がまとまる見通し。またiPadはSIMロックフリーであり、micro SIMを採用しているキャリアのネットワークが利用可能だ

iPod、iPhone同様、iTunesとのUSB同期が可能

講演の最後にJobs氏は、Appleが目指すところを「テクノロジとリベラルアーツの交差点」と表現した。最先端の技術を、ユーザーが使いやすく、そして楽しく使える形で提供する。「(最先端のテクノロジを備えた製品が)ユーザーにフィットする。ユーザーが合わせる必要はなく、向こうからユーザーに近づいてくる」- iPadは、そんな目標に到達した製品の1つだと語った。

最先端の技術を、ユーザーが楽しく使えるようにするのがAppleの役割