デザインだけでなく、基本性能が充実しているのもEndeavor NA501Eの魅力。CPUにはインテルの超低電圧(CULV)プロセッサであるIntel Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)を採用しており、Intel Atomプロセッサを搭載した一般的なNetbookよりもパフォーマンスはかなり高い。評価機にはWindows 7 Home Premiumがプリインストールされていたが、日常的な作業でひっかかりを感じることはまったくなかった。チップセットはMobile Intel GS45 Expressで、同社のNetbook「Endeavor Na02mini-V」などが採用していたMobile Intel 945GSE Expressに比べるとグラフィックス性能が大きく向上している。ちょっと古い3Dゲームくらいなら、そこそこの動作でプレイすることは可能だ。

評価機には2GBのメモリが搭載されていたが、BTOで最大4GBまで装備することが可能。ストレージは2.5インチのSATA HDDで、評価機には7,200rpm、250GBの容量のものが搭載されていた。体感速度がかなり速いのは、この高速HDDによるところも大きいのだろう。

ディスプレイの解像度はWXGA(1,366×768)で、低反射タイプのノングレア液晶パネルを採用している。そのため、画面に蛍光灯などの光源があまり映り込まないのはありがたい。キーボードも余裕のあるつくりで、キーピッチが18mm、キーストロークが1.7mmとなっている。実際に使用してみたところ、デスクトップ用のフルサイズキーボードに近い打鍵感で、長文入力時もストレスは感じなかった。

液晶は13.3型で、解像度はWXGA(1,366×768)。低反射タイプのノングレア液晶パネルを採用しているため、蛍光灯などの映り込みもあまり気にならない

キーボードはキーピッチが18mm、キーストロークが1.7mmとなっている。タイプしたときキーがたわんだり、安っぽい音をたてることもなく、打鍵感はかなり良好

なお、Endeavor NA501Eはスタイリッシュな外観ながら、搭載するインタフェースに妥協がないのも特徴。本体には、USBポート3基のほか、10/100/1000BASE-T対応有線LANポートやミニD-Sub15ピン、メモリカードスロットなど、ビジネスに必要な機能をしっかりと搭載している。もちろん、IEEE802.11b/g対応無線LANも標準装備だ。

本体左側面には、ヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2、DC IN、セキュリティースロットが搭載されている

本体右側面には、メモリカードスロット、USB 2.0、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、ミニD-Sub15ピンが搭載されている