エンタテインメント性の強化で使い道を拡大
AE1900は、18.5型ワイドという比較的大きな液晶ディスプレイを搭載しつつ、一体型というコンパクトなサイズで置き場所を選ばないPCだ。また、PCにデザイン性を求めるユーザーにも納得できる製品だろう。Intel Atomという非力なCPUではあるが、インターネット中心のニーズであれば、この程度の処理能力でも不満は無く、さらにタッチパネルや光学ドライブの搭載で、エンタテインメント性も高められている。地デジパックはこれにもうひとつエンタテインメント性を加えたこととなる。
その地デジ視聴であるが、ウィンドウモードであれば十分だが、フルスクリーンではやや心許ないというのが今回レビューした印象だ。これはAE1900だけでなく、ネットブック、ネットトップ全体に言えることだろう。Atom搭載PCにフルサイズの地デジはまだ少し荷が重いようだ。ただしウィンドウモードであればちゃんと地デジの視聴が可能であり、テレビ視聴がメインとならない環境向け、そしてAE1900のコストパフォーマンスといった点を総合すれば、これはこれで有りなのかなと思う。
■主な仕様 | |
型番 | E19A23-TTWH |
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CPU | Intel Atom N230(1.60GHz) |
チップセット | Intel 945GC+ICH7 |
メモリ | DDR2-533 1GB |
HDD | 160GB |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
グラフィックス | Intel GMA950(チップセット内蔵) |
ディスプレイ | タッチパネル機能付き18.5型ワイド(1366×768ドット) |
オーディオ | HDオーディオ |
ネットワーク | 1000BASE-T、IEEE802.11b/g/n |
インタフェース | USB2.0×4、カードリーダー、オーディオ入出力 |
サイズ | 476(W)×365(H)×49(D)mm |
OS | Windows XP Home Edition SP3 日本語版 |
ソフトウェア | Power DVD8、Power 2GO、Power Director、Power Producer、FreeMind、GanttProject、Dia、Gimp等 |
付属品 | ACアダプタ、DT-H10/U2地デジチューナー |
店頭予想価格 | 7万円前後 |