Desktop/Mobile Platform
それでは話をDesktop/Mobileに移したい。今回ロードマップとしてはDesktop向け(Photo15)及びMobile向け(Photo16)がそれぞれ公開されたが、実は同じ話は今回のConference Callに先立つ10月31日、ベルサール秋葉原で開催されたPC DIY Expo 2009におけるAMDの土居憲太郎氏(PCプラットフォーム・プロダクトマーケティング部部長)のセッションにてやはり公開されている(Photo17,18)。この他の新しい話としては、2010年早々に、Mobile向けにも新しいDirectX 11対応グラフィックが投入されることと、Hemlockが来週(つまり11月15日の週)に発売されること程度で、2011年のGPUについては今回触れられずに終わった。
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Photo15: 2011年にはFusionのLiano APUがDesktopにも入ってくる。ただしハイエンドはBulldozerのDesktop版であるZambeziとなる。 |
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Photo16: このプレゼンテーションではBrazos Platformのプロセスが不明である。 |
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Photo17: チップセットの詳細までわかる。SB8xxシリーズはSATA/6Gには対応するものの、USB 3.0には未対応で、これは2012年までお預けなのだろう。 |
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Photo18: こちらから、Brazosが40nmと判る。また、LiamoがSTARSコアをベースとしたものであることも確認できる(Photo15ではこれが明示されていない)。 |
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Photo19: Madison/Parkは、恐らくデスクトップ向けのRedwood/Cedarを使うものになると思われ、なので恐らく同時期にデスクトップ向けも発表されると見られる。問題はTSMCの40nmの生産能力なのだろうが、今回はそこまで話はなかった。 |
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Photo20: Bergman氏が壇上でHemlockのボードそのものを見せながら「来週発売だ」と力説していた。Redwood/Cedarには言及無し。 |