HP Pavilion Desktop PC s5150jp/CT(HP Directplusモデル)と、量販店で売られている同じ「s5150jp」との違いは、日本HPの直販サイト「HP Directplus」でのカスタムメイドが基本となる部分だ。選択できるスペックには様々なものがあるが、基本的には「5150」がIntel、「5130」がAMDとそれぞれのCPUプラットフォームが違うところ。

価格的には圧倒的に安く上がるのは5130だが、性能重視でいくなら5150という住み分けだ。評価機の「HP Pavilion Desktop PC s5150jp/CT ダブル地デジモデル」は、s5150jpの中でも、Intel Core2 Quad Q9650、NVIDIA GeForce GT220、さらには書込可能なBlu-ray Discドライブ、そしてダブル地デジチューナーと、同社がうたう「エンターテインメントPC」としての機能を存分に発揮できる構成だ。

一般的なタワー型PCは、安い分だけ無骨な外見でスペックもそこそこというイメージがある。しかしHP Pavilion Desktop PC s5150jp/CTは、光沢感あるピアノブラックの新デザイン筐体「ID09」が美しく、この点がまず違う。そのえうで最少構成で69,930円というお手頃な値段重視構成から、ミドルタワーPCクラスに匹敵するスペックまで選べ、エンターテインメントPCとして活躍できる点が特徴となっている。

メインスイッチは本体上部に配置されている。イスに座りながら床に置かれた本体の電源を入れたいときなどに便利だ

スリム筐体にハイスペックを詰め込むことが可能な「HP Pavilion Desktop PC s5150jp/CT ダブル地デジモデル」

薄型ボディの23型ワイド液晶ディスプレイ「HP 2309p」

また、このモデルはHP Pavilionディスプレイをセットで購入できるのもメリット。上乗せされる価格は、20型ワイドの「HP HP 209f」が17,850円、21.5型ワイド「HP 2159m」が24,990円、評価機にセットされている23型ワイド「HP 2309p」が39,900円と、比較的リーズナブルな価格で入手できる。特に地デジやBlu-rayムービーを楽しもうとするなら、「HP 2159m」と「HP 2309p」のような大型かつHDMI端子を搭載している液晶ディスプレイが必須といえるので、気になる人は要チェックだ。HP Pavilion Desktop PCシリーズと合わせたデザインとなっている点も覚えておくといいだろう。