本製品にはアスペクト比16:9表示に対応した、1,366×768(WXGA)が表示可能な液晶パネルが採用されている。パネルはグレア加工された光沢のあるタイプということもあり、少々映り込みが気になる場合がある。またコントラストが高く見えるため、色味は鮮やかに表示される印象も強い。もしさらに高解像度の環境がほしいなら、デルオンラインストアでの購入時に、1,920x1,080表示可能な「15.6型ワイド TFT TrueLife(TM) FHD 光沢液晶ディスプレイ (WLED)」を選択すると良い。価格差はわずか5,250円なので、Studio 15を購入するなら強くお勧めしたいところだ。

ACアダプタコネクタは、挿入するとケーブルに用意された青色LEDが光る仕組みとなっており、ひと目で通電状態が確認できる

液晶画面の上部には200万画素Webカメラが内蔵されており、「Windows Live メッセンジャー」などのメッセンジャソフトさえインストールすれば、気軽に動画チャットを楽しめる。グラフィックスチップにはATI Mobillity Radeon HD 4570を採用し、HD映像の再生や3Dゲームなど、画面描画の負荷が高いマルチメディア関連コンテンツもストレスなく動作する。

インタフェース類は本体の左と右に配列されており、手前部分や奥部分には一切用意されていない。本体右部分にはスロットインタイプの光学ドライブが配置されているためスペースが少なく、ACアダプタコネクタとUSB 2.0ポートが1つ、あとはSD/MMC/メモリースティック兼用スロットとExpressCardスロット(34mm)が並んで配置されているだけとなっている。

ヒンジ部分には電源ボタンが用意され、電源オン時にはLEDが点灯する。右サイドは、ほとんどの面積をスロットインの光学ドライブが占めている。左端上部にあるのがExpressCard スロットで、下部にあるのがSD/MMC/メモリースティック兼用スロット

本体左には、USB 2.0ポートが2つ(うち1つはeSATAと共用)、HDMI コネクタ(Ver.1.2a)、D-Sub15ピン、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、オーディオジャック(ヘッドホン×2/マイクイン×1)、IEEE1394ポートが並んでいる。

HDMI端子が用意されているため、大型液晶テレビにつないでDVDなどの視聴をするといったことも可能。USB端子の1つがeSATA端子にもなるので、外付けHDDなどはeSATA対応のものが接続できるといった特徴も