次はハードウェアに目を向けよう。今回試用したのは、Intel Core 2 Duo搭載の上位モデルだ。CPUはIntel Core 2 Duo E7500、メモリは2GB、HDDは160GB、グラフィックスはIntel G41チップセット内蔵のGMA X4500という構成だ。

PCの総合的な性能をチェックする定番のベンチマークソフト「PCMark05」で測定したところ、グラフィック以外はかなり高い数値を出している。OSがXPということもあり、キビキビと動作するため、ほとんどの作業で遅さを感じることはない。これで標準構成56,700円はかなり高いコストパフォーマンスといえる。なお、CPUがCeleron 430(1.8GHz)、メモリが1GBになった下位モデルは標準構成で41,790円となっている。

■PCMark05
PCMarks 4860
CPU 7470
メモリ 5538
グラフィックス 1362
HDD 6389

ケースを開いて側面から見たところ。拡張性はPCIスロット1基に限られており、ボードのサイズは170×64mmまでとなっている

インタフェース類は、背面にPS/2ポート、DVI出力、LAN、USB×4ポートなどを用意、前面にはUSB×2ポート、マイク入力、ヘッドホン出力がある。前面のUSBポートは端子同士が離れているので、コネクタが大きめなUSB機器も同時に接続できるのが便利だ。

なお、拡張性はPCIスロットが1基のみ。しかも、サイズがロープロファイルなので、搭載可能なボードは限られている、サイズが小さいだけに、ここは仕方のない部分だろう。

背面にはPS/2ポートやDVI出力、LANなどを配置。前面にはUSB×2ポートやマイク入力、ヘッドホン出力などがある