エプソンダイレクトからビジネス用途にピッタリのコンパクトデスクトップが登場した。高性能で動作音も非常に小さく、コストパフォーマンスもバツグンと3D性能を必要としていない人ならば、自宅のメインマシンとしても十分に活躍できる。質実剛健が魅力の同社らしい最新デスクトップの使い勝手をさっそくレビューしていこう。

試用機の主な仕様  [CPU] Intel Core 2 Duo E7500(2.93GHz)  [チップセット] Intel G41 Express  [メモリ] 2GB  [HDD] 160GB  [ディスプレイ] なし  [サイズ/重量] 約W103×D339×H289mm/約6.0kg  [OS] Windows XP Professional  [直販価格] 56,700円

バツグンの静音性、XP搭載でソフト資産も活かせる

ネットトップからIntel Core i7搭載のハイエンドまで多彩なラインナップをそろえるエプソンダイレクトだが、8月に発表された「Endeavor AY300-V」は、コンパクトなうえ、静音、性能、コストパフォーマンスのバランスに優れるのが最大の魅力。

まず、本体には幅約10cmの新たなスリムケースを採用している。白を基調としてシンプルで飽きのこないデザインは同社らしいといったところか。縦置きに加えて、側面に付属のゴムパッドを貼ることで横置きにも対応と、設置スペースに合わせて置き方を選べるのもうれしいところだ。

コンパクトなデザインで、奥行きもPCfanよりも少し長い程度。机の上にさりげなく設置できる