家電量販店の店頭や直販サイトに並ぶ数々のパソコンを眺めると、全体像から細部の仕様に至るまでどんな意図で作られているのか気になって夜も眠れなくなる。そんなユーザーのために、パソコンメーカーの開発陣に気になるモデルの開発エピソードを聞いていきたい。
NEC「VALUESTAR G タイプM」。現在、同社が運営する直販サイト「NEC Direct」で8月26日の15時まで絶賛開催中のサマーセールの16%OFFクーポンを利用すれば、49,875円から購入できる。サイズはW175×D409×H369mm |
直販サイトで人気ナンバー1モデル
今回狙いを付けたのは、NECが直販サイト「NEC Direct」で販売しているマイクロタワー型のデスクトップマシン「VALUESTAR G タイプM」だ。2008年秋冬モデルとして登場したモデルで、マイナーチェンジした現行の構成ではMSI製のIntel G45 Express搭載マザーボードを採用。CPUはIntel Core 2 Quad Q9550SからIntel Celeron 440まで選択肢を備えている。さらに、外付けグラフィックスカードにはBTOでNVIDIA GeForce GT 120が選べるうえ、オプションではELSA製のNVIDIA GeForce 9800 GTカードを選択することもできる。
そして、HDDは1TB×4台でRAID 1+0も構築できるなど、BTOメニューで自在にハイスペックなマシンに仕立てられるのが魅力だ。対応OSはWindows Vista Home Premium/Bussiness/Ultimateで、会員特価2,000円でWindows 7の対応バージョンにアップグレードできるキャンペーンを実施している。
スタイリッシュな液晶一体型モデルが人気を集める最近のデスクトップ市場にあって、その流れを思い切り無視するかのようなハコ型デザインはVALUESTARシリーズのなかでも異彩を放っている。そんな硬派なマシンをコンシューマー市場に送り出した、NECパーソナルプロダクツの大町聡氏と野中崇史氏に話を伺った。