ちなみに、Windows 7のRC版(製品候補版)をインストールしてみたが、問題なく起動した。初期状態ではいくつかのドライバが導入されなかったが、これもウィンドウズアップデートを実行することですべて解決。Windowsエクスペリエンスインデックスも問題なく測定でき、CPU以外ではそこそこ高い数値となった。実際に使っていても、動作が重いと感じる部分は少ない。Windows 7でも十分に快適に使えそうである。
コンパクトなボディと低消費電力、低価格を実現しながら、ハイビジョン映像も快適に見られる性能を実現したのは画期的だ。GPUの機能に対応していないアプリケーションでは、その恩恵を受けられないのが弱点だが、それも対応が拡充していけば解決する。40,000円で動画の再生も3Dゲームもそこそこ楽しめるとは、いい時代になったものだ。
■仕様 | |
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型番 | Aspire Revo R3600 |
CPU | Intel Atom 230(1.6GHz) |
チップセット | NVIDIA ION |
メモリ | 2GB |
HDD | 160GB |
グラフィックス | NVIDIA ION(チップセット内蔵) |
ディスプレイ | なし |
ネットワーク | IEEE802.11b/g/n、10/100/1000BASE-T有線LAN |
インタフェース | USB2.0×6、マルチカードリーダー、eSATA、D-Sub15ピン、HDMI出力ほか |
サイズ/重量 | 約W30×D180×H180mm/約0.75kg |
OS | Windows Vista Home Premium |
実売価格 | 約40,000円 |