待望のACアダプタ版ION

好評で品薄が続いているZOTACのIONマザーボード。すでに発売されたATX電源版に加え、ようやくACアダプタ版の製品も入荷した。シングルコアモデル(Atom 230)とデュアルコアモデル(Atom 330)の両方が発売となっており、価格はそれぞれ23,000円前後、29,000円前後。

これはデュアルコア/ACアダプタ版の「IONITX-A-U」

容量90WのACアダプタや、冷却ファンなどが付属する

フォームファクタはいずれもMini-ITX。基板の基本構成は同じだが、デュアルコアモデルにのみ、無線LANモジュールが搭載されている点が異なる。

PCI Express x16装備のIONも

Point of Viewからも、IONプラットフォームを採用したMini-ITXマザーボード「POV-ION-MB330」が発売となっている(扱いは玄人志向)。メモリはSO-DIMMとなるものの、拡張スロットにPCI Express x16を備えた点が特徴と言える。このモデルはデュアルコアのAtom 330を搭載したバージョンだが、価格は20,000円~22,000円前後とかなりお得感がある。

Point of View製のIONマザー「POV-ION-MB330」

メモリはDDR2のSO-DIMM×2スロット

Mini-ITXとしては珍しいPCI Express x16もサポート

グラフィックス出力はHDMI/DVI/VGAの3種類