ベンチマークスコアと動作温度

PCMark 05とPCMark Vantageを利用して性能をチェックしておこう。ベンチマークスコアを見ると、CPU、グラフィックス、そしてストレージの性能も相当に高いことがわかる。また、OS起動直後のCPUコア温度を測定したところ37~40℃、PCMark 05実行直後だと44~47℃であり、一般的な空冷時と比べ温度の上昇が抑えられている印象だ。

■表 PCMark05 Build 1.2.0のスコア
PCMarks 14508
CPU 9379
Memory 8207
Graphics 19187
HDD 31873
■表 PCMark Vantage Build 1.0.0のスコア
PCMarks 10924
Memories 8347
TV and Movies 5488
Gaming 14072
Music 12133
Communications 7162
Productivity 12037
HDD 31362

コストパフォーマンスの高い水冷モデル

定番のハイエンドCPUであるCore i7-920に、ゲーマー向けGPUのGeForce GTX 285を組み合わせ、さらに水冷ユニットまで加えたのが「Galleria ZX 水冷モデル」だ。この構成で15万円程度からというのはコストパフォーマンスが高いと言える。

また、性能を追求するユーザーであれば、是非とも起動ドライブのSSDオプションにも注目して欲しい。現在のPCシステムにおけるボトルネックがストレージにあることは言うまでもないが、SSDはその解に一番近いパーツなのである。

■仕様
CPU Intel Core i7-920(2.66GHz D-0 Stepping)
チップセット Intel X58 Express+ICH10R
メモリ DDR3 SDRAM 3GB(1GB×3)
HDD 1TB SATA
SSD 80GB SATA
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 285
サウンド オンボード
OS Windows Vista Home Premium SP1
価格 186,980円