ドスパラのショップブランドPCと言えばプライム、そのゲーム向けシリーズがプライム ガレリアだ。そのガレリアの新BTOオプションとして「プレミアム水冷パック」が登場した。同パック適用モデルの中から、今回はCore i7-920とGeForce GTX 285搭載の「Galleria ZX 水冷モデル」を入手したので、これを試してみたい。

「Galleria ZX 水冷モデル」

主な仕様 [CPU] Intel Core i7-920(2.66GHz) [チップセット] Intel X58 Express+ICH10R [メモリ] DDR3 SDRAM 3GB(1GB×3) [HDD] 1TB SATA [SSD] 80GB SATA [グラフィックス] NVIDIA GeForce GTX 285 [OS] Windows Vista Home Premium SP1 [価格] 186,980円 ※BTO対応

ゲーム専用にフォーカスした通好みな特別モデル

「Galleria ZX 水冷モデル」の外観は通常のガレリアシリーズと同様。とはいえ筐体は高い拡張性とメンテナンス性、考えられたエアフローにさらに静音機構を取り入れたガレリアシリーズ専用のATXケースだ。ゲーマー向けに最適化されているケースだけに、Core i7+GeForce GTXのハイエンド構成でも安心感がある。

それでは内部にフォーカスしていこう。最初にお断りしておくと、今回入手した評価機は「Galleria ZX 水冷モデル」標準構成に対し若干のBTOカスタマイズを施したモデルになる。価格は標準構成モデルが149,980円となっているのに対し、評価機同様のカスタマイズを施した際には186,980円(執筆時点)となるのでご注意いただきたい。

グラフィックスカードにはGeForce GTX 285を採用。リファレンス準拠の仕様の製品だ。高い3D性能を持ちゲームを快適に楽しめる

さて、カスタマイズしてあるのはOS/ストレージの2カ所。OSはWindows Vista Home Premium、ストレージにはIntel製SSD「X25-M」(80GB)を起動ドライブとして追加搭載している。今一番注目のPCパーツカテゴリとも言えるSSDで、なかでも単体での転送速度に定評がある「X25-M」を選べるのは嬉しい。これを起動ドライブに選ぶことで、今までにないOSレスポンスが得られるというわけだ。

大容量1TBのHDDと、高速なSSDを組み合わせた構成。SSDはIntel製のMLCチップ採用モデルだ