メモリの信頼性を積極的にアピールするメーカーも。GeILは、工場でメモリのチェックに用いられるテスターを持ち込んでいた。個々のメモリチップがどのようなクロック/電圧で動作できるか、選別を行うための機械とのこと。同社は自社内でこういったテストをしており、DBT(耐久)テストなどと合わせ品質面が特徴という。また、WinChipもチップの性能テストを行う機材を紹介していた。こちらは通常のメモリスロットに取り付けてテストする簡易なものだ。

お馴染み負荷テストを行い信頼性を確認する「DBT」の機械。前年のCOMPUTEXではDBTの一部が展示されていたが、今年は1台まるごと展示

「EVO III IC Tester」は、メモリチップの性能をチップ段階で選別するための専用機械

手前側でアームがトレーからチップをピックアップし、背面側にあるテスターへと送り出す

背面側では手前から送られてきたチップをテスト、選別していく。動作クロック/電圧などをテストする

WinChipは簡易なテスターを展示。マザーボードのメモリスロットに搭載し、裏表同時に8チップをテストできる