ドックをコンセプトに新しいモバイルを提案

ASUS、MSIがブレイクし、次はGIGABYTEかと注目も集まるNetbook(ネットブック)。日本での投入が決定しているという製品としては、コンバーチブル・タブレット型の「T1028」、ドックを備える「M1022」が紹介されていた。T1028は、CPUにAtom N270またはN280を搭載し、液晶サイズは10.1インチ(1,024×600または1,366×768ドット)。ストレージは2.5インチHDD(SATA)を搭載しており、サブ的な使い方のネットブックとしては使い勝手の良さそうな製品だ。ただしタブレット型を採用しているだけに、質量は1.3kgと、ネットブックとしてはやや思い部類に入る。便利な機能としては、前面のアクセスLEDを利用して、電源オフ時でもバッテリー残量を確認できる機能が搭載されている。

コンバーチブル・タブレット型のネットブック「T1028」

質量は1.3kg程度とネットブックとしてはやや重いがタブレット型としてみればまだ軽い部類であり、その意味で新しい使い方が可能になるだろう

キーは詰まり気味ではあるが10.1インチとしてはまずまずなピッチで、オーソドックスな配列とあわせて打ちづらさは少ない

側面にはバッテリー残量を確認するためのボタンを装備している。電源オフ時にこれを押せば、5つの前面アクセスLEDが5段階でバッテリー残量を知らせてくれる

M1022は、ディスプレイ出力、USB2.0、LANなどの端子を備えたドックを組み合わせて利用するネットブック。モバイル時はノートブックとして、帰宅後はデスク上の液晶ディスプレイで作業ができるというコンセプトだ。CPUはAtom N270またはN280、液晶サイズは10.1インチ、ストレージは2.5インチHDD(SATA)。

一見するとオーソドックスなネットブックに見えるM1022

ドックに挿すとディスプレイ出力がドックに接続した液晶ディスプレイへと切り替わる。ACアダプタ端子も備えるため充電もでき、USB2.0端子なども備えているため外付けキーボードや外付けHDDなどとの連携も簡単に

そのほか、スリムでスタイリッシュな「S1024」も展示されていた。厚さは約2cm、質量は約900g