液晶一体型ネットトップX50(15.6インチ)は既に発売されているが、コンセプトモデルとして、これをさらに小さくした「X Vision X30」が出展されていた。液晶サイズは10.2インチ(タッチパネル)で、一見するとフォトフレームといった印象。ネットトップはホームエンターテインメント向けの製品が多く見られるが、ここまで小さくなると玄関先やテーブルの片隅にも余裕で置ける。CPUはAtom N270で、802.11b/g無線LANなどを搭載している。

手前がX Vision X30。タッチパネル液晶一体型ネットトップ

左側面にはUSBとACアダプタ用ジャック、フレーム横には電源ボタンなど

右側面にUSB端子×2やメモリカードリーダなど。とにかく薄さが特徴

そのほかの新製品としては、お手頃価格のAM2+/AM3対応キューブ「SA76G2」が注目だ。チップセットはAMD 760G+SB700で、メモリはDDR2 533/667/800対応スロット×2(最大8GB)。展示では、チップセット内蔵グラフィックスとPCIe x16拡張カードによるマルチディスプレイをデモしていた。発売は7月初旬を予定しており、価格は25,000円前後の見込み。

AM2+/AM3 CPUに対応するSA76G2。チップセットはグラフィックス統合のAMD 760G+SB700

Shuttleブースでお馴染みのケースMODでは、本物を使ったという木製カバーが展示中。ちゃんと木目が見えて高級感は十分なのだが、厚みはどうにもならなかったらしい

X50付属のキーボードに関して、単品販売を検討中との情報も。スマートなデザインを採用しつつ、ストロークがちゃんとしていて十分な打ちやすさを実現している