あのShurikenが薄く大きく

サイズのブースでは、CPUクーラーの新製品として「BIG Shuriken」が紹介されていた。従来の「Shuriken」を大型化したもので、ファンは10cmから12cmへ大口径化。冷却能力を強化した一方で、クーラーの高さは64mmから58mmへと、さらなるローハイト化を進めた。6月の発売予定とのこと。

右が新製品の「BIG Shuriken」。左は従来の「Shuriken」

ファン厚は12mmで同じだが、ヒートシンクがさらに低くなった

Mini-ITXケースに実装されたBIG Shuriken

ギリギリで入る高さ。大きいのでマザーボード全体が冷えそうだ

Shurikenの搭載ファン「KAZE-JYU Slim」は単体で発売されているが、BIG Shurikenでもファンが「KAZE-JYUNI Slim」として販売される予定だ。12mm厚の薄型ファンになっており、回転数は800/1,200/1,600/2,000rpmの4種類をラインナップ。

KAZE-JYUNI Slim、4種類の詳細スペック

通常の25mmタイプの半分以下の薄さだ

USB 3.0がいよいよ製品化へ

ラトックシステムは、次世代USB規格「USB 3.0」(SuperSpeed USB)に対応するインタフェースカードを参考出展。PCI Express用の「REX-PEU3」とExpressCard/34用の「REX-EXU3」の2種類が予定されており、どちらも年内の発売が見込まれている。

ExpressCard/34用の「REX-EXU3」

コネクタの形は同じだが、色が青い

コントローラにはシールで目隠しが

奥にUSB 3.0用のピンが追加されている

USB 3.0のデータ伝送速度は最大5Gbps。最大480Mbpsの現行のUSB 2.0(Hi-Speed USB)に比べ、10倍以上の高速化が実現される。eSATAなど高速規格の登場により、USBは「遅い」というイメージができていたが、USB 3.0により、速度面でも大幅に上回ることになる。