発表された新型Mebius。ホワイトとブラックの2色を用意している

シャープは21日、ノートPC「Mebius」の新モデルとして、タッチパッド部に世界初となる手描き入力対応の「光センサー液晶」を搭載した「PC-NJ70A-W(ホワイト)」「PC-NJ70A-B(ブラック)」を発表した。5月下旬発売で価格は80,000円前後。

発表会ではシャープ 代表取締役 副社長執行役員 商品事業担当 松本雅史氏が、1年ぶりの新機種となる新型Mebiusの概要について説明。1995年にTFT液晶搭載で登場した初代Mebiusを皮切りに、圧倒的な薄さの「MURAMASA」など、常に新需要を開拓してきたMebiusの歴史を紹介しながら、情報機器の核となるパソコンとして新型Mebiusを開発してきたとした。最大の特徴はタッチパッドに光センサー液晶を搭載したこと。これにより、手書きメールをはじめとした、新たなコミュニケーション文化を創造していくとした。

概要を説明するシャープ 代表取締役 副社長執行役員 商品事業担当 松本雅史氏

新たな市場を創造してきたMebiusの歴史を紹介。新型Mebiusも新市場を創造するとした

光センサー液晶で、手描き入力、マルチタップを実現している

事業部としては、3月1日にPCやザウルスを手がけてきた情報システム事業本部と、海外向けケータイなどを手がける移動体事業推進本部を、コンシューマ向け機器を開発するパーソナルソリューション事業推進本部に一元化。グローバル市場に向けた情報・通信端末機器を創出していくとしている。