Firefoxチューニング - Webコンテンツを正しく表示させるチューニング

ダブルクリック時の選択文字列にスペースを加えない

最後もダブルクリック時の文字列選択に関するチューニングを紹介します。同機能を使っている方はお気づきのとおり、単語を選択すると末尾に空白スペースまで選択された経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。これは、Windows版およびMac OS X版のFirefoxで、選択時に空白スペースを含む設定になっているためです(図10)。

図10 ダブルクリックで文字単語を選択しますと、空白スペースが加わります。メモ帳などにコピー&ペーストしますと、空白スペースの後にカーソルがあるのが確認できます

URLやパスワードなどをWebページからコピーする際も空白スペースが含まれてしまうため、ペースト後も一度空白スペースを削除しなければならず、煩雑な操作になってします。この設定は「layout.word_select.eat_space_to_next_word」で制御されており、既定値の「true」から「false」に切り替えることで、空白スペースを含まない単語の選択が可能になります。前述のような環境でお困りの方は是非お試しください(図11)。

図11 チューニング後は同じ文字列をダブルクリックで選択しても空白スペースが挿入されず、必要な単語だけ取り出すことが可能になります