コヒメさんはパンダが大好き

ミュー「コヒメちゃんに出会った当初、『コヒメちゃんの妹になる』っていったら、温かく受け入れてくれたんですよ。『お姉ちゃん』って呼ぶと喜んでくれます」
コヒメ「もう可愛い女の子大好きだから、ミューミューにお姉ちゃんなんて呼ばれたら、萌え死んでしまいますよ(笑)」
アリア「コヒメさんはいつも『パンダ』『パンダ』ってしつこいんですよ。それでいつも『パンダはいいよ。アリアちゃん、パンダのヘアゴム貸してあげようか』とかいわれて……」
コヒメ「今日も貸してあげようと思ったんですけど、拒否されました」
アリア「それを聞いて、『またか』って思うんですけど、そんなパンダが大好きなコヒメさんを見ていると、幸せそうでいいなって和んでしまいますね」
コヒメ「アリアちゃんもパンダを好きになれば気持ちがわかると思うよ」
アリア「ムリムリムリ」

――アリアさん、完全拒絶ですね

アリア「パンダってね、薄汚れた黄色と黒ですよ」
コヒメ「そこが可愛いんだよ」
アリア「わかんないよ」
ミュー「生成りだね」
アリア「生成りだよね」
コヒメ「洗えばきれいになるんだけど、やんちゃ坊主だから、ドロ遊びしてあんな色になっちゃうんだよ」
アリア「へー」
コヒメ「へーって言われた……」

――コヒメさんは薄汚れたものが好き?

コヒメ「やんちゃ坊主なのが好きなんです。真っ白なパンダも好きですけど、広場とかで遊んでいて、『ドロだらけになっちゃった、エヘ』みたいな感じが好きです」
アリア「えー、やだー」
ミュー「そうなんだ」

――パンダって目が笑ってないとかいわれますよね?

コヒメ「それは計算なんです」
ミュー「えっ?」
アリア「計算であんな感じなの?」

――「俺、可愛いだろう」みたいな計算?

コヒメ「そうです」
ミュー「えー、腹黒いよー」
コヒメ「そんなパンダが愛おしいです。……腹黒くないよ、パンダのお腹は白いんだよ」
ミュー「なるほど、腹白いんだ」
コヒメ「手足だけが黒いの。腹は白いです」


あくまでも自分が小さいとは認めない

ミュー「今後も、ちっちゃい子コンビを脱退するっていうのはやめてください」
コヒメ「ああ、でもそれはもう無理だな」
ミュー「何で?」
コヒメ「だって私大きいもん」

――ミューさんが大きくなって脱退するという可能性もありますが……

ミュー「そうか、私が勝手に大きいグループに入っていけばいいんですね」
コヒメ「やめてー」
ミュー「だって大きいんでしょ」
コヒメ「私大きいんだけど……。でも、置いていかれるのはちょっと困るので、小さいままでいて」
アリア「いい加減、小さいって認めたらどうですか?」
コヒメ「……本当に大きいんだよ」

――いずれにせよ、139cmと40mって極端すぎませんか?

コヒメ「調整したいんですけど、それは王様の魔法なので、王様に頼まないと……。パンダに変身するのは得意なんですけど、大きさを変えるのは苦手なんです」


歌は上手いが踊りは……

アリア「コヒメさんは、すごく歌が上手いですよね」
コヒメ「やった、褒められた」
アリア「オペラというか合唱みたいな感じで、すごくお腹から声が出ています」
ミュー「しっかり歌ってるよね」
アリア「いつもハキハキしゃべっているのが、そのまま歌になったみたいな感じですね」
コヒメ「どうしよう、褒められちゃう(照)」
ミュー「ニコニコ動画で合唱をやったのですが、そのときにアルトもやったほうが綺麗だねっていって、前日にアルトのパートを決めたんですよ。そうしたらコヒメちゃんが率先してやってくれて、しかもとても上手でした」

――ガンガン褒められてますよ

コヒメ「照れちゃいますね」

――ただ踊りは一切触れられてませんが……

コヒメ「踊りは……、ちょっと鈍くさいからなあ」
ミュー「そんなことはないよ」
アリア「そんなことはないけど……」

――そんなことはないけど、上手いとはいわないんですね

アリア「いいところを突っ込みますね(笑)」

――それでは、私のほうが踊りは上手いと思う人は?

アリア「コヒメさん、何で私のほうを見るんですか?」
コヒメ「正直に言っていいんだよ」
アリア「私は、歌と踊りに関してはノーコメントです。勉強とかだったら少しは言えますけど……」
コヒメ「美術だったら負けないよ」
アリア「あ、負けました」
コヒメ「あ、やったー」

――コヒメさんは美術が得意?

コヒメ「下界では美術の勉強をしているので。イラストを描いたり、写真に落書きしたりするのが大好きです」
アリア「コヒメさん、絵が上手いんですよ」
ミュー「うん、上手上手」
コヒメ「パンダばっかり描いてます」
アリア「そう。パンダを描いているのしか見たことがないです」
コヒメ「アフィリアではパンダしか描かないけど、下界ではちゃんとデッサンとかしてるよ」
ミュー「ちょっと見てみたい」
コヒメ「嫌だ」
ミュー「えー、嫌なんだ。得意なのに」
コヒメ「パンダのデッサンなら……」
ミュー「何かリアルそう……」
アリア毛の一本一本まで描いてそう」