次に撮影機能について紹介しよう。撮影シーンの設定では、カメラが自動的に撮影するシーンに最適な画質設定を行う「オートモードセレクト」、6種類のモードから撮りたいシーンを選ぶだけで最適な設定で撮影できる「ベストショット」を選択できる。フォーカス機能としては、枠内の被写体に対しピントを合わせ続ける「コンティニュアスオートフォーカス」に加えて、被写体の顔を自動で検知してピント合わせを行う「自動追尾フェイスフォーカス」が利用可能。もちろん手ぶれ補正機能も搭載する。縦・横・前後にそれぞれ回転を加えた全6軸方向の手ブレに加えて被写体ブレに対応した「ダブルブレ補正機能」だ。
右はauのW63CA。サイズ感にそれほど違いはないが、930CAのほうがやや小振り |
W63CAの厚さは17.4mmであるのに対し、930CAは16.5mmと、わずかながら薄い。レンズの出っ張りも少し抑えられている |
2008年秋冬モデルの「830CAに搭載されていた「美撮りモード」も装備。この機能を利用すると、透明感のある肌の色、目もとの存在感をアップした写真に仕上げることが可能だ。カシオ携帯のソフトバンク向けラインアップならではの機能として930CAにも継承されている。
なお、カメラ利用時のインタフェースには、本家EXILIMの思想を受け継いだ「EXILIM UI」を採用。グラフィカルでわかりやすいUIなので、撮影設定の変更などを直感的に行える。