「W63CA」「SH-01A」撮影した写真をチェック

実際の作例を見てみると、W63CAは自然な色味で忠実な色再現で、SH-01Aはちょっと派手目だが見栄えのする色味で表現される。細かい部分では、W63CAはExifに絞りと焦点距離が記載されないのがちょっと気になったところ。

両モデルとも高画素化だけでなく、画像処理エンジンの進化のおかげで携帯カメラとしては高い画質を誇っている。レンズや撮像素子の大きさなど、全体としてみると本職のデジカメに及ばないのは仕方がないが、「これまでよりもきれいな画質で撮影したい」という要求には十分応えられる端末に仕上がっている。

「EXILIMケータイ W63CA」(カシオ計算機製)

携帯カメラとしては細部の表現はまずまず。派手さはないが自然な色合いだ(オリジナル画像はこちら)

4:3と16:9のアスペクト比で撮影可能。風景写真などでは広々とした景色になって気分がいい。(アスペクト比4:3のオリジナル画像はこちら)(アスペクト比16:9のオリジナル画像はこちら)

SH-01Aにも共通しているが、細部の表現やダイナミックレンジなど、本職のデジカメにはまだ追いついていてはいないようだが、着実に進化が見て取れる(オリジナル画像はこちら)

石灯籠の質感もリアルで、シーンによっては確かにコンパクトデジカメ代わりに使えそう(オリジナル画像はこちら)

マクロで撮影。写りはシャープで、光が良く回ったシーンでの写りはよい(オリジナル画像はこちら)

見た目通りで、自然な描写。感度が上がって画像は荒れているが、等倍で見なければ見られる(オリジナル画像はこちら)



「docomo PRIME series SH-01A」(シャープ製)

クリアで見栄えのする画質。露出制御もいい(オリジナル画像はこちら)

細部の表現には多少疑問も感じるが、全体としてまとまりのいい画質(オリジナル画像はこちら)

強い日差しを画面内に入れてみたが、確かにスミアは発生していない。なお、メカシャッターのために撮影時にわずかに振動を感じる(オリジナル画像はこちら)

色味もきれいに出ていて、露出制御も妥当。ブログに載せたりメールで送ったりするためにリサイズすれば結構見られる画質だ(オリジナル画像はこちら)

色味はやや派手目だが見栄えのする画質(オリジナル画像はこちら)