今週のX58マザーボード
DFIから発売となった「LANPARTY UT X58-T3eH8」は、冷却性能を重視したX58チップセット搭載マザーボード。オプションに大型のヒートシンクが付属しており、ケース外に出すことも、内蔵することも可能だ。価格はT-ZONE PC DIY SHOPで39,800円。
X58マザーボードの新製品としては、GIGABYTEから「GA-EX58-UD4」も発売となっている。機能は上位モデルからいくつか省略されているが、27,000円前後という価格は、X58チップセット搭載マザーボードとしては安い。同社ならではの「Ultra Durable 3 Classic」デザインも採用している。
新アーキテクチャのAthlon
Athlonブランドで初めてK10アーキテクチャを採用した製品「Athlon X2 7750 Black Edition」が20日(土)から発売される。名称こそ"Athlon X2"だが、コアはPhenomと同じになっており、実質的には"Phenom X2"と言える製品だ。価格は9,500円前後と、従来の最上位モデルであるAthlon X2 6000からは、500円~1,000円程度のアップとなる。
左が新製品の「Athlon X2 7750 Black Edition」。パッケージデザインはPhenomに近い |
OPNは「AD775ZWCJ2BGH」。当たり前といえば当たり前だが、これもPhenom風になった |
CPUのコードネームは「Kuma」。Phenomの4コアを半分無効にしたダイを採用しており、TDPが95Wと、Athlonとしては少し大きいのが残念だが、2MBのL3キャッシュを備えるなど、性能の向上が期待できる。ただし動作クロック自体は、Athlon X2 6000の3.1GHzから2.7GHzに下がっており、アプリケーションによっては影響があるかもしれない。