ローズオニールのキューピーと、有名キャラクターたちがコラボレーションを果たした携帯ストラップ「キュージョン」が話題を呼んでいる。通常、シリーズで1万個売れればヒットと言われるなか、500万個以上を売り上げる異例の大ヒットを記録。移り変わりの激しい携帯ストラップ市場で、現在202種までシリーズを拡大しており、さらに拡大する予定だ。

キャラクター同士を融合した商品は、権利やブランドイメージなどの問題が立ちはだかり、キャラクタービジネス業界では難しいとされているが、キュージョンはいかにして誕生したのだろうか。今後の展開を含め、ラナ 代表取締役の鈴見純孝氏、企画・ライセンス課 課長の伊藤哲則氏、同ライセンスチーム主任の福本良氏に話を聞いた。

今回お話しを伺った、(左から)ラナ 代表取締役の鈴見純孝氏、企画・ライセンス課 課長の伊藤哲則氏、企画・ライセンス課 ライセンスチーム主任の福本良氏

キュージョン全ラインナップ -現在182種類を用意

こちらをご覧頂ければ、キュージョンがどんな製品かお分かり頂けるだろう

記念すべきキュージョン第一弾。「忍者ハットリくん」「鉄腕アトム」「ゲゲゲの鬼太郎など26作品・53キャラクター

第2弾は、「宇宙戦艦ヤマト」の古代進、「リボンの騎士」のサファイアなど25種類

第3弾は、「北斗の拳」のケンシロウ、「ゴルゴ13」「マジンガーZ」など22種類

通常ラインナップとは別に、ディズニーバージョンもある。「ミッキーマウス」「ドナルドダック」など50種類

漫画家・高橋留美子のキャラクターとコラボした「るーみっくわーるどバージョン」。「らんま1/2」「めぞん一刻」など10種類。高橋留美子展限定キュージョンも用意されている

週刊少年サンデーとコラボした「サンデーバージョン」。「サイボーグ009」から「プロゴルファー猿」など19種類

第4弾は、東宝の特撮映画「ゴジラ」シリーズの「ゴジラ」「モスラ」など全20種。今回の新シリーズが加わることで、キュージョンストラップは全202種類のラインナップとなった

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