functions for keyconfigを設定する

さて、functions for keyconfigをインストールした直後に、keyconfigの[キーボードショートカットのカスタマイズ]を表示してみる(図5)。

図5 functions for keyconfigインストール直後のKeyconfig

「f4kc」で始まる関数が、functions for keyconfigで追加されたものである。これらのショートカットキーには、例外なくALT+METAキーが設定されている。これは、既存のショートカットキーとのコンフリクト(競合)を避けるためのものである。

手順としては、これらのキーアサインを変更していくのであるが、少々手間がかかる。functions for keyconfigの作者は、その手間を軽減するために、設定ツールを用意している。今回はそれを使ってみよう。図1の[設定ツールのダウンロード]をクリックする。自動的にファイルのダウンロードが開始される(図6)。

図6 設定ツール(f4kc_setting-1.3.8.zip)のダウンロード

ダウンロードした設定ツール(f4kc_setting-1.3.8.zip)を解凍すると、index.htmlがある(図7)。

設定ツール(f4kc_setting-1.3.8.zip)を解凍

index.htmlをFirefox3に読み込む(図8)。

図8 index.htmlの読み込み

画面左上にある[apply keyconfig setting]をクリックする。すると、セキュリティの警告ダイアログが表示される(図9)。

図9 セキュリティの警告表示

ここで、[許可]をクリックする。注意すべきは、[今後も同様に処理する]のチェックを入れてはいけない。セキュリティが低下してしまう。これで、functions for keyconfigのショートカットキーが変更された。keyconfigでショートカットキーの一覧を表示すると、図10のようになる。

図10 ショートカットキー変更後のKeyconfig

この時点でも、いくつかのコンフリクトが発生してしまっている。これらについては、自分自身で設定を変更していくしかない。また、必要ないと思われる関数などは、削除するもよいであろう。次ページに関数の詳細を紹介する。