さらにKDDIでは、「ダブル定額ライト」「ダブル定額」「パケット割WINミドル」「パケット割WINスーパー」の携帯電話向けデータ通信の定額制サービスを拡充。従来は携帯電話上のEZweb・Eメールで月額4,410円、PCサイトビューアー利用で月額5,985円が上限額だったが、新たにPCに接続してのデータ通信にも上限を設定。13,650円ですべてが使い放題になる。
これまではカード型の通信端末において月額6,930円または同5,985円を上限とした定額プランがあったが、通常の携帯電話をPCに接続してデータ通信をしても定額で利用できるようになった。
例えばダブル定額ライトでEZweb・Eメールの利用が上限金額に達せず、PCに接続してのモデム利用を加えても上限金額に達しない場合、利用料金は4,410円で収まる。EZweb・Eメールで上限金額に達した場合、またはモデム利用が上限金額以上になった場合は従量課金となり、13,650円で料金は上限となる。KDDIでは、カード型の端末を持たないユーザーが一時的に利用する場合などでも安心して利用できるとしている。
PCと接続しての通信の利用はUSBまたはBluetoothで行う。対応端末はW63H/W63CA/W64SH。これらの端末にはトラフィック制御機能を搭載しているためで、制御機能のない他の端末では定額利用はできない。対応端末は今後増やしていく方針だ。
また、カード型端末「W06K」を11月下旬に発売し、Mac OSにもサポートを拡大する。下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsの通信速度に対応し、インタフェースはExpressCard/34。