携帯電話で音楽を聴きながらランニングやウォーキングを行い、その距離や消費カロリーが測定できるなど、スポーツと携帯電話を組み合わせた「au Smart Sports」での使い勝手にこだわったのが「W65T」。カロリーカウンターを備え、タッチパネルでスポーツ中の操作性を向上させている。

サービス開始後、会員数が50万近くになったau Smart Sports

au Smart Sportsのサービスである「Run & Walk」では、これまでは個人個人のデータを記録するだけだったが、新たに「つながる。つなげる。」をテーマにした機能を追加。チーム機能では、任意のグループを作り、そのメンバー同士でそれぞれのスポーツの成果が分かったり、共通の目標を目指したりといったことが可能になる。チーム内でのメッセージ交換にも対応。スポーツメーカーのアディダスが提供するランニングサイトに、データを自動で同期させることもできる。

新サービスとなるKarada Managerの画面

こちらはPCの画面。食事を登録するとそのカロリーなどが自動入力される

摂取されたカロリーや消費カロリーも確認できる

同様にアディダスと連携し、携帯電話のデザインカラーとジャージーなどのランニングアイテムをコーディネートしてランニングスタイルも提案する。

アディダスと連携したスポーツウェアのコーディネート

ほかにも、自身のデータをブログ上に公開できるブログパーツや、カロリーや歩数をアニメーションなどで表現するガジェットも提供。プレミアム会員限定やビギナー向けといったイベントなども実施していく。

Run & Walkの新機能は、11月下旬から提供予定。ライト会員は無料、ベーシック会員は105円、プレミアム会員は315円の月額料金が必要だ。

また、新たにスポーツや食事のアドバイスなどを行い、ユーザーの目標達成をサポートするWebサービス「Karada Manager」を11月中旬から開始する。1日の摂取カロリーと消費カロリーを記録し、目標までの達成度をチェックしたり、目標にあわせたレッスンを受けたりできる。

目標は体重や体脂肪率、ウエストや二の腕など体の部位ごとの目標も設定可能。モデル体型など7つのプランも用意されており、それを選ぶとライフスタイルの提案までもしてくれる。

摂取カロリーの記録には、あらかじめ用意された約6,000のメニューから選択するだけでいい。グラフで栄養バランスを確認したり、メールを送信するだけで記録できたりと使い勝手にも配慮した。

摂取カロリーが多かった場合は、それを消費するために必要な運動量を、Run & Walk内に自動的に設定することもできる。Run & Walkの結果も自動でKarada Manager内に登録される仕組みだ。

また、ミス・ユニバース・ジャパンとのコラボレーション企画も準備しており、第1弾としてナショナルディレクターで、知花くららさんや森理世さんを育てたイネス・リグロン氏による「世界一の美女を作るKaradaプラン」を提供。今年12月に決まる、ミス・ユニバース・ジャパンの「2009ファイナリスト」によるKarada Managerでの日記や食事の記録の公開も行う。

Karada Managerにミス・ユニバース・ジャパンが登場

「究極美」とKarada Managerの2つのテーマにぴったりの3人。右から2007年のミスユニバース世界大会第1位の森理世さん、2006年代2位の知花くららさん、2008年のミスユニバース日本代表の美馬寛子さん