友人はどこ? 位置情報とSNSを組み合わせた「Friend View」
位置情報もNokiaが力を入れていた分野だ。そのひとつ、GPSやセルラーIDとSNSを最大に活用した位置情報ベースのマイクロブログサービスが「Friend View」だ。自分のムードとメッセージをメンバーと共有できる。地図上に友人の場所とメッセージが表示され、メッセージに返信できる。グループのメンバーがどこで何をしているのかが把握できる。
「いまビーチにいる。とってもいい天気。誰か近くにいる人は遊びに来ない?」などと、カジュアルなコミュニケーションツールとして利用できそうだ。自分の位置情報を隠すことも可能で、「位置情報共有を停止」にしたり、メッセージを送信する際に「位置情報をつけずに送信」を選択すればよい。自分の位置情報は地図上に表示されるが、他人には見えない。
屋内位置情報ソリューション
一方、屋内の位置情報技術とSNSを結びつけた「Local Interaction」では、ショッピングモール内でのショップやサービスを発見したり、友人を発見できるというサービスをデモしていた。
自分の近くにあるカフェを探したり、友人や家族が何階にいるのかを把握できる。モール内のショップはこの機能を利用して、割引券を発行するなどプロモーションにも活用できそうだ。SNSの要素としては、サービスレーティング、Facebookとの連携などもある。