表やセルを選択する目的は、コピーしてテキストエディタやワープロソフト、表計算ソフトにペーストすることだろう。次は「Table2Clipboard 0.1.1」をインストールする前後でペーストの結果を比較してみよう。

テキストエディタにペースト

まずテキストエディタにペーストした場合。表全体をコピーした場合はインストール前後で違いは無く、CSV形式(※)でペーストされる。セルを飛び飛びにコピーした場合、インストール前はCSV形式ではなくセルがすべて改行で区切られ、インストール後はCSV形式でペーストされる。

※セルを「,」(カンマ)で区切り、行の終わりを改行で区切って並べたテキストデータ。データベースソフトや表計算ソフトなどはCSV形式のファイルを読み込んだりCSV形式でファイルを書き出したりできるので、異なるアプリケーション間でデータを受け渡すための中間ファイルとして利用される。

先ほどの画面のようにセルを飛び飛びにコピーしてテキストエディタにペーストした。インストール前はセルがすべて改行(青い矢印で示すようにテキストエディタを設定してある)で区切られている(つまりCSV形式になっていない)

インストール後は飛び飛びにコピーしてテキストエディタにペーストしても、CSV形式になっている(赤い矢印とその右側の空白がタブを示している)