後半のiPodの発表では"薄さ"が強調された。iPod Classicは、分厚い大容量モデルが好まれなかったという理由から薄いデザインに統一された。デザインが一新されたiPodもオーバルな形状で、6.2ミリという数字以上に薄く感じる。

08年7月時点のiPodの市場シェアは73.4%(NPD調査)

iPodの累積販売台数は1億6,000万台を突破

iPod Classicは厚さが異なる2つのモデルが存在したが、薄いモデルが人気であったため1つに統一

新「iPod nano」

新iPod nanoはコンパクトなサイズのまま、ユーザーに人気のあるポートレイトデザインに、第3世代の対角2インチ(320×240ピクセル)のディスプレイを組み込んだ。縦・横の切り替えで操作性が損なわれないように、ユーザーインタフェースが改善され、加速度センサーが採用されている。

お約束のジーンズのポケットからiPod nanoを出して見せるJobs氏

楕円形のデザインにより、薄くても手にフィットする

加速度センサーにより、横向きにするとCover Flow表示に

初代から最新モデルまでのiPod nano。最新モデルは、ユーザーに人気の高いポートレイトスタイルに第3世代の大きな画面を融合

環境対策への取り組みもアピール

10月発売予定のリモートコントロールとマイク機能を備えたヘッドフォン

WooferとTweeterの2つのドライバを装備する「In-Ear Headphones with Remote and Mic」