E8500は4GHz超えなるか

まずはE8500から。既に4GHz以上のオーバークロック動作が容易という評判もあるプロセッサだけに、目標はズバリ4GHz超えだ。NetBurst時代を思い出すような高い動作クロックだが、これが本当に可能なのかどうか試してみたい。

定格動作ではシステムクロック333MHz/動作クロック3.16GHz。このままでもかなりの高クロック

システムクロックを333MHzから350MHzへ引き上げた動作クロック3.33GHzは当然クリアし、ひとまず出だしは順調。目標も高いので、そこから先は25MHz刻みと、少々幅を大きくとってオーバークロックして行った。結果、システムクロック375MHz/動作クロック3.56GHz、システムクロック400MHz/動作クロック3.80GHz、システムクロック425MHz/動作クロック4.04GHzと、動作クロック4GHz超えをすんなり達成。評判通りの成果である。

システムクロック350MHz/動作クロック3.33GHzは当然クリア

システムクロック375MHz/動作クロック3.56GHz

システムクロック400MHz/動作クロック3.80GHz

システムクロック425MHz/動作クロック4.04GHz

引き続き限界に挑戦ということで、システムクロック450MHz/動作クロック4.28GHzを試すも、ここでOS起動に失敗してしまう。システムクロック445MHz/動作クロック4.23GHzと5MHz下げてやれば起動はするのだが、ここではStressPrime2004 ORTHOSでエラーが発生。

システムクロック450MHz/動作クロック4.28GHzでOS起動失敗

システムクロック445MHz/動作クロック4.23GHzは負荷テストが通らず、惜しくも失敗

結局クリアできたのはシステムクロック440MHz/動作クロック4.18GHzまで、という結果となった。

最終結果はシステムクロック440MHz/動作クロック4.18GHz。ひとまず4GHz超えは簡単にできそうだ