通常は縦表示できないS!アプリ

縦横切り替えができないのは、S!アプリ利用時でも同じ。S!アプリを起動させる場合、922SH用にカスタマイズされていないと、横表示・画面中央に起動画面が来る。縦表示にして全画面で表示させることはできない。その一方で、プリインストールアプリの「ケータイ書籍」は縦表示に対応しており、起動するとメニュー画面がいきなり画面上に縦表示で表れる。縦表示に対応する漫画(電子ブック)なら、画面いっぱいに広がる絵が楽しめるのだ。これは「ブックサーフィン」でも同じ。プリインストールするゲームアプリとしては、「鉄拳2(体験版)」を同梱。これも横長の画面のため迫力満点。もちろんワンセグもフルスクリーンに(横画面表示)対応。大きな画面がここでも活躍するのだ。メニュー表示はこの横長のワイドだととても見やすい。各機能の説明が右側に出るからだ。同じくワンセグのメニュー画面も映像の下にアイコンが9×2で並んで表示される。

S!アプリ「ケータイ書籍」を起動させたところ。縦画面で表示されるため、オープンポジションだとこのように横向きになる

プリインストールされているS!アプリ「鉄拳2(体験版)」。フルスクリーンで楽しめる

922SHのフルスクリーンに対応していないS!アプリは、このように画面中央に表示される

ワンセグでメニューを表示させると、このように9×2の全18個のアイコンが並ぶ

標準的な200万画素カメラを搭載

カメラは200万画素で最大1,600×1,200ドットの静止画が撮影可能。このほか、1,600×900/1,280×960/854×480/640×480/320×240/160×120ドットのサイズが用意されている。画質はハイクオリティ/ファイン/ノーマルの3種類。通常の撮影に加え、パノラマ撮影にも対応している。

実際に撮影してみると、最近のデジタルカメラ重視の機種ほどではないが、携帯電話と考えれば納得できるレベル。曇り空の昼間に撮影したが、空の雲は白飛びした状態となった。

本体裏側に200万画素カメラを備える。最大1,600×1,200ドットの撮影が可能

カメラモードは、さまざまな設定が用意されている

鮮やかな色の花も、キレイに映し出してくれる(オリジナル画像はこちら)

ビル群を撮影。見ての通り、ゆがみは少ない(オリジナル画像はこちら)

撮影当日は曇り空が広がっていたが、明るさは十分だった。ちょっと空が白く飛んでいるように映ってしまっている(オリジナル画像はこちら)