1回目からずいぶん間があきましたが、今回は2回目ということで進めていきます。画像を開いたり保存する基本操作は、1回目を参照してください。前回の時からGIMPは若干バージョンアップしましたが見た目や操作で際立った違いはないようです。

今回のポイント

2回目ということで、少し高度な機能「レイヤーマスク」が今回の最大のポイントです。合成インチキ写真は、単純にいえば、写真Aの必要なところを切り出して写真Bに貼り付けたものです。切り出すときに、とても便利なのが「レイヤーマスク」という機能です。

レイヤーマスクを利用すると、消しゴムで消したのと同じように画像の一部が見えなくなります。でも、レイヤーマスクの場合、画像を消したのではなく画像の一部分を透明にする、つまり見えなくするだけなのです。もともとの画像は保存されているので、再び見えるようにすることができます

レイヤーマスクが活躍するのはインチキ写真作りだけではありません。また、フォトショップはもちろん、いろんなCGソフトでレイヤーマスクのコンセプトが導入されています。始めは面倒に思うかもしれませんが、使い慣れたら、必須の機能になるでしょう。

今回は、sample1sample2の画像からdekiagariを作っていきます。

sample1

sample2

dekiagari