ではFPSゲームテストの結果を見ていこう。今回計測したのは以下の5タイトル。すべて画質設定をタイトルごとの最上位設定に変更した後、解像度、Antialias、Anisotrophicオプションを変更している。また、テストによってはNVIDIA Control Panelから各アプリケーションの設定を上書きする形で設定を反映させている。

Call of Juarez DirectX 10 Benchmark
Ubisoft Entertainment

グラフ9

CRYSIS v1.1(最新のv1.2.1でエラーが発生したため)
Electronic Arts

グラフ10

F.E.A.R. v108
Sierra Entertainment

グラフ11

Half-Life 2: Episode One
Valve Software

グラフ12

LOST PLANET EXTREME CONDITION
カプコン

グラフ13

グラフ14

各タイトルとも妥当なグラフ推移だ。特に大枠で見るとAntialiasやAnisotrophicオプションを有効とした場合でGeForce 9800 GTXの優位性が(わずかな差だが)見て取れる。ただし、一部のテストではGeForce 9800 GTXとGeForce 8800 GTS-512(OC)との逆転現象もある。ある程度は誤差と片付けられるだろう。しかし誤差とはいえ逆転されてしまうとなるとGeForce 9800 GTXの優位性が薄れるのも事実だ。