ffdshowの設定変更

[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[ffdshow]→[ビデオデコーダーの設定]を選択すると、[ffdshow video decoder configuration]ダイアログが表示されます。左のペインから[コーデック]を選択すると現在のフィルタの状況を変更できます。デコーダーの桁が「無効」となっているフィルタは現在利用できないものです。「libavcodec」は、ffdshowのフィルタ(avcodec)が設定されていることを意味します。「無効」や「libavcodec」をクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。ここで、使用するフィルタ、もしくは無効を選択します。同様に[オーディオデコーダーの設定]では、音声用のコーデックを設定できます。

図2-8 ffdshowのフィルタ設定

Media Player Classic

コーデックのインストールが完了したら、Media Playerをインストールします。ここでは、Media Player Classic(以下、MPC)をインストールします。MPCは、かつてWindowsに搭載されていたWindows Media Player 6.4のルック&フィールを模したメディアプレーヤーです。シンプルなインターフェイスですが、ffdshowに対応しており、多様な動画の再生が可能です。ffdshow同様に配布サイトから、ダウンロードします。ここでは、日本語化されたmplayerc_20080308_jpn_r5.zipをダウンロードしました。7-ZIPというアーカイブですので、注意してください(公式ページは、こちらになります。)。アーカイブを解凍し、mplayerc.exeを適当なフォルダに移動します。mplayercをダブルクリックすると起動します。

図2-9 Media Player Classic

操作については、特に難しいことはないと思います。[ファイル]メニューから、[クイック再生]で、再生したい動画ファイルを選択します。ffdshowフィルタが再生に利用されていると、タスクバーにffdshowのアイコンが表示されます。

図2-10 ffdshowが起動中のアイコン

MPCは、ffdshowにデフォルトで対応しているので、特に設定は必要ありません。未対応のプレーヤーが、ffdshowを呼び出すと図2-11のようなダイアログが表示されます。

図2-11 ffdshow互換性管理プログラム

ffdshowを今後も利用するのであれば、[ffdshowを使用する(記憶する)]にチェックを入れて、[OK]をクリックします。

[スタートメニュー]→[すべてのプログラム]→[ffdshow]→[ビデオデコーダーの設定]→[ffdshow video decorder configuration]ダイアログで左のペインから[DirectShowのコントロール]を選択します。ここで[以下でのみffdshowを使用する]の右にある[編集]ボタンをクリックします。すると、ffdshowが利用可能なプレーヤーの一覧が表示されます。あらたにプレーヤーを追加するには[追加]ボタンをクリックし、プレーヤーをProgram Filesフォルダ以下などから適切に選択します。削除は、図2-12のペインで、プレーヤー名をDeleteキーなどで削除します。

図2-12 以下でのみffdshowを使用する