Motorolaは音楽携帯をアピール
Motorolaブースで目立っていたのは音楽携帯である「MOTOROKR」シリーズの最新モデル「E8」だ。薄型のクリアブラックボディーで、数字キーの間に補助キーを備え、音楽プレイヤーやカメラを利用する時は、そちらのキーで操作することができる。また選択キーの周囲は、タッチセンサーとなっており、音楽プレイヤー利用時に曲選択をすることもできる。
Motorola E8もブラックボディーを採用。待機時にバックライトなどが消える仕様は今年の流行だろうか。E8は音楽機能がポイントになっている |
音楽再生時やカメラ起動時は数字キーのバックライトが消え専用キーが表示される。選択キー周りの円形の部分はタッチセンサーになっている |
AndroidやTD-SCDMA、WiMAXなども
Texas Instruments(TI)ブースでは、Open Handset Allianceが提唱している話題の「Android」プラットフォームを搭載したデモ端末が展示されていた。Androidが同社のチップセット上でも動作するというデモであったが、端末の質感や内部アプリケーションの動作などは市販モデルとしても通用しそうなレベルであった。
また中国のHuawei Technologiesは、中国独自の3G規格であるTD-SCDMAと、WiMAXでそれぞれコンシューマー向け製品の試作品を展示していた。「S660」はTD-SCDMAとGSMのデュアルモード端末で、ディスプレイはタッチパネル式、本体はスライド形状をしているとのこと。またWiMAX対応のUSBモデムは各国で発売されているHSDPAタイプの同社モデムと同様の形状をしており、このサイズでWiMAXのチップを搭載しているとのことだ。