iPod関連ではCESにも出展していたBelkinのブースが元気だった。音楽共有ハブ「RockStar」の入力専用ポートと入・出力ポートに1台ずつiPodが接続された状態で展示されていたので、早速CESでは体験できなかったミックス機能を試してみた。「複数人で音楽をミックスできる」とBelkinはアピールしているが、実態は一斉に音楽が鳴っているだけ。ボリュームの上下でバランス調整できるものの、ミックスとはちょっと違う気が……。

入力ポート×1、入・出力ポート×5を備える「RockStar」

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なお複数メーカーが、オーディオ関連の対応が遅れているiPhoneをサポートするFMトランスミッタを展示していた。Belkinが「TuneBase FM」、Griffin Technologyが「iTrip AutoPilot」を発表。どちらも車内でクリアに受信できる周波数を自動スキャンする機能を備える。

車内にiPod/ iPhoneを固定できるBelkinの「TuneBase FM」

ドライブ環境に適したサウンドを出力するSmartSound Plusテクノロジを備えた「iTrip AutoPilot」

Shure - ヘッドフォン「Sound Isolating Earphone」

ShureはSound Isolating Earphoneとインラインアクセサリの組み合わせをアピールしていた。Sound Isolating Earphoneは、ヘッドフォン部分とケーブル部分の2パーツになっている。たとえばiPhoneを利用する際には、ヘッドセットを別途用意しなくても、ケーブルをマイク付きのMusic Phone Adapter(MPA)に交換するだけで、手持ちのヘッドフォンがヘッドセットになる。またIPhoneのようにヘッドフォンポートが特殊な形状のデバイスが出てきても、インラインアクセサリの交換だけで対応できるというメリットがある。

Shureのブースではスタッフが複数のヘッドフォンとケーブルを持ち歩いて多彩な組み合わせを説明

左からSE530、SE420、Music Phone Adapter(MPA)

FastMac - 駆動時間が4倍になるiPhone用バッテリパック

FastMacは「iV」というiPhone用バッテリパックの予約を受け付けていた。iPhoneのバッテリー駆動時間が4倍に延びるという。背面に装備されたLEDライトをライトや写真撮影時のフラッシュに利用できる。USBポート経由で、iVに装着しているiPhone以外に1台のiPodまたはiPhoneを同時に充電できる。

背面にLEDライトを備えたFastMacのiPhone用バッテリパック「iV」

USBポートを通じて2台の同時充電が可能

そのほか、目立ったアクセサリ関連ブースは写真のとおり。

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Grandmaxのリトラクタブルなヘッドフォン

オリジナルモデルよりも30%小型化された、XtremeMacの「Tango X2」

Sierra Soundのスマートスピーカーシステム。上部にiPod用Dockを備える